カジノ お酒

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 あんなあからさまな挑発にも簡単に心を乱し、今も尚頭に血が昇って感情のままに動いており、イラついた表情は一切隠せず、身体から出ているサソリの尻尾も威嚇するようにゆらゆらと揺れている

 だが純粋に未知数の力を持ち、今までの魔物とアミダエルの身体を見ると、明らかな格上

 そんな相手がこんな狭い所で力を振われると、いくら感情的な攻撃は読みやすいとはいえ、かなり厳しい

 実際、ナタルは急所を外したとはいえ、とてもじゃないが放っておける状態ではない

「ミューラントさんの状態は!?」「出血が酷いです! とりあえずポーションを飲ませましたが……」 潜入前に用意していたマジックボックス内のポーション

 体力は回復しても傷が塞がるわけではない

「ごほっ! ごほっ!」「ナっちゃん!」「――余所見してんじゃないよぉ! ガキ共があ!」 サソリの尻尾が槍のように連続で突いてくる

 シドニエは三人を守るように敢えて前に出ると、マジックロールを広げる

「力借ります、リリアさん! ――リアクション・アンサー!」 アミダエルの攻撃をしっかりと見切り、回避して距離を詰めていく

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「あのメスガキの術かい!? 嗚呼っ! 鬱陶(うっとう)しいねえっ!!」 やはりクルシアから情報があったようだと、表情(かお)を顰(しか)めていると、アミダエルから生えている尻尾がバキッと勢いよく五本にまで増える

「へっ!?」「誰がアタシの尻尾が一本って言ったかい!?」 懐へ飛び込もうとした足に急ブレーキをかけると、その五本の尻尾の攻撃を回避しながら後退する

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「くそっ!」 リアクション・アンサーのおかげで攻撃は回避できているが、流石にキャパシティを超えていると、攻撃が躱(かわ)しやすくなる距離まで離される

 何とか飛び込まないかと睨んでいると、「ダメです、シドニエさん! あの尻尾に触れてはいけません!」 リュッカの注意喚起が入る

 ちらっとナタルを抱き抱えるリュッカを見ると、ナタルの目が虚ろになっていくのが見えた

「!!」 それを面白そうな不気味な笑みを浮かべて笑うアミダエル

「当然だろうさ

この尻尾はヘル・スコーピオンの尻尾だからねぇ

猛毒さ……」 四本の尻尾で器用にシドニエと戦いながら、一本の尻尾はアミダエルの顔隣で毒を滴(したた)らせる